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BULL「パワーリフティングプレート」レビュー【ホームジム用に選んだプレート】
万人にはおすすめしないがパワーリフターならパワーリフティングプレートはアリ
こんにちはアオクマ(@bluezzly)です。
このページでは私がホームジム用に購入したBULLの「パワーリフティングプレート」についてご紹介します。
メリットだけでなくデメリットもありますが、それを理解した上で購入したので、結論からいうととても満足しています。
BULL「パワーリフティングプレート」基本情報
スペック(サイズ、重量ラインナップなど)
商品名 | パワーリフティングプレート |
メーカー | ザオバ |
ブランド | BULL |
タイプ | スチールプレート |
対応シャフト | オリンピックシャフト |
主な用途 | パワーリフティング、BIG3など |
ラインナップ | 25、20、15、10、5、2.5、1.25、0.5、0.25(kg) |
重量誤差 | 25~5kg:±0.25%以内 |
2.5~0.25kg:±10g以内 | |
直径(25、20kg) | 45㎝ |
備考 | IPF(国際パワーリフティング連盟)認定プレート |
公式サイト
BULL「パワーリフティングプレート」おすすめポイント
- 重量誤差が少ない
- 薄いから沢山装着できる
- 薄いから沢山装着してもバーベルシャフトが撓りにくい
- IPF公認品でBIG3には最高のプレート
重量誤差が少ない
BULLのパワーリフティングプレートは、重量誤差が極めて少ない。
25~5kgのプレートでたったの±0.25%以内。
2.5~0.25kgのプレートでもたったの±10g以内。
ここまで重量誤差が少なければ左右差が生じ、それがフォームや身体へ悪影響を与える可能性も限りなく少なくなる。
安物のプレートではあり得ない精密さである。
薄いから沢山装着できる
BULLのパワーリフティングプレートは競技用であるためとても薄い。
だから沢山装着しても全然かさばらない。
ちなみに上記の画像ではバーベル総重量220kg( 片側20kgプレート×5枚 )だが、それでもまだまだ全然スリーブ部分に余裕がある。
300kgでも400kgでも普通に装着可能だ。まあそこまでの高重量を扱うレベルまで到達するかは別として…
※バンパープレートだと300kgを超えてくるとかさばって物理的に装着が難しくなってくる。
薄いから沢山装着してもバーベルシャフトが撓りにくい
見ての通り、BULLの「パワーリフティングプレート」は非常に薄い。
一般的にジムで使用されているラバープレートやバンパープレートと比べると、一見同じ重量には見えないくらい薄い。
プレートが薄いと沢山装着してもかさばらず、プレートがバーベルの中心に近いところでコンパクトに収まる。
そのため、物理的にバーベルシャフトが撓りにくくなる。
バーベルシャフトの撓りにくさは自分のデッドリフトの正確な強さを知りたい人やパワーリフターにとっては非常に重要だ。
その点においてBULLの「パワーリフティングプレート」はこれ以上ない薄さだ。
IPF公認品でBIG3には最高のプレート
BULLの「パワーリフティングプレート」はIPF(国際パワーリフティング連盟)認定品。
そのため、パワーリフティング国際大会でも使用されており、BIG3を行う上では一級品のプレートだ。
その分やや値段は高くなるが間違いない商品と言える。
パワーリフティング、BIG3としては最高のプレートだが、高いところから床に落とすウェイトリフティングやクイックリフトには不向き。
クイックリフトもやりたいという人にはバンパープレートの方がおすすめ。
実際に半年以上使用した感想
- デッドリフトの使用重量が落ちた
- ペイントが削れた
- やっぱり金属音はする
- 結果的には満足している
デッドリフトの使用重量が落ちた
プレートが薄くなった分やっぱりデッドリフトは今までよりも重く感じるようになった。
ジムに通っていたときは28㎜のイヴァンコシャフトにバンパープレートの組み合わせだったため、デッドリフト240kgまで出来ていたが、その記録は220kgまで下がってしまった。
まあこの220kgというのが本当の実力だったのだろう。
最近は29㎜の硬いROGUE「ステンレスオハイオパワーバー」に薄いBULL「パワーリフティングプレート」の組み合わせにも慣れてきて記録も230kgまで戻って(伸びて)きている。
ペイントが削れた
1つ誤算だったのが、ペイントの剥がれだ。
丁寧に扱っていればいつまでもプレートを綺麗な状態に保つことができるかと思っていたが、考えが甘かった。
どうしてもスチールプレートの場合、金属と金属がぶつかり合うため、表面のペイントは必ず削れて剥がれてきてしまう。
それに丁寧に扱うにも限界がある。疲れてくると丁寧にそっとプレートを着脱するのも大変だし、デッドリフトではガッシャンと下ろしてしまう。
そうなると段々とプレートに傷が付いたりペイントが削れたりしてしまう。
まあこれはBULLのプレートに限らず、ELEIKOやROGUE、IVANKOでも同じだ。
スチールプレートの傷やペイントの剥がれ防止は不可能だということだ。
まあでも傷やペイントの剥がれについてはトレーニングに直接影響する訳ではないので良しとしている。
どうしてもプレートを綺麗に保ちたいということであればラバープレートやバンパープレートの方が良いだろう。
やっぱり金属音はする
はじめから分かっていたし覚悟していたことだが、プレートがぶつかり合ったときや、シャフトに装着したときなどは「カンッ」と金属音がする。
どうしても音が抑えたいという人にはラバープレートやバンパープレートの方が良いだろう。
結果的には満足している
BULLの「パワーリフティングプレート」はデメリットもあるが、それはほとんど承知の上だったので私としてはとても満足している。
バンパープレートにすれば様々なデメリットは解消されるが、バンパープレートにもデメリットもあるわけだし。
パワーリフティング志向でBIG3中心のトレーニングを行っている私にとってBULLの「パワーリフティングプレート」はベストな選択だったと思っている。
BULL「パワーリフティングプレート」まとめ
BULL「パワーリフティングプレート」は…
- 薄いので沢山装着できるし、バーベルシャフトも撓りにくい
- 傷やペイントの削れは絶対に防げないと思っておいた方が良い
- スチールプレートだからやっぱり音はする
- パワーリフティング、BIG3には最高のプレート
- ただしウェイトリフティングやクイックリフトには向かないので注意
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