お願い詳しくはこちら

パワーリフティング新標準記録について考えてみた

筋トレを継続する方法
  • URLをコピーしました!

この記事にはアフィリエイト広告が含まれています

目次

パワーリフティング標準記録とは

aokuma

こんにちはアオクマ(@bluezzly.power)です。
先日JPAより2021年度(令和3年度)からの新標準記録が発表されました。
今回の改定では標準記録が大幅に上がったため、パワーリフターの間では賛否両論様々な意見が飛び交っているようです。
このページでは新標準記録を見ながら私なりの意見を述べていこうと思います。

標準記録とは?

標準記録は以下のパワーリフティングの全国大会出場に必要な記録のことです。

  • 全日本パワーリフティング選手権大会(フルギア)
  • 全日本ベンチプレス選手権大会(フルギア)
  • ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会(ノーギア)
  • ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会(ノーギア)

新標準記録は2021年度の大会から

新標準記録が発表されて慌てふためいている人もいるかもしれないが落ち着いてほしい。

新標準記録が採用されるのは2021年度の大会から。

それまでは現行の標準記録だ。

標準記録一覧

標準記録をIPF POINT換算付きで一覧にしてみた。

間違いがあるかもしれないので選手の人はJPAの公式サイトで確認して欲しい。

※もしも当ページの数値に間違いがあれば教えてくれると助かります

全日本パワーリフティング選手権大会(フルギア)

男子

女子

全日本ベンチプレス選手権大会(フルギア)

男子

女子

ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会(ノーギア)

男子

女子

ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会(ノーギア)

男子

女子

大きく変わったのはノーギア

大きく標準記録が上がったのは主にノーギア。

フルギアについては変わっていない模様。

標準記録が大きく上げられた理由

ノーギアの標準記録が上げられた理由は単純にここ数年で参加者数が激増したから。

参加者数が多いと、都道府県協会で捌き切るのが大変。

3~4日開催にするという方法もあるが、これにも問題がある。

参加者の多くは学生や社会人。そうなるとできるだけ土日の2日開催にするのが望ましいということになる。

標準記録が平等ではない理由

このページでは、各階級の標準記録をIPF POINT化してみた。

IPF POINTやウィルクススコアも改変等があります。とりあえずこの時点での…ということでお考えください。

そうすると、各階級間で難易度にバラつきがあることが分かる。

これは不公平な感じもするが、こうなった理由もあるようだ。

日本人の体格から考えるとどうしても軽量級~中量級の方が選手層も多くなり、重量級になるにつれ層が薄くなる。

男子でみると66、74、83kg級あたりに選手が集中しやすい。

特定の階級だけ選手が多く、特定の階級だけ選手が少なくなってしまうと、今度はグループ数やグループ内の人数にバラつきが出てしまい、進行が難しくなる。

そういった理由から、グループ数やグループ内の人数が同じぐらいになるように標準記録を設定したのだろうと思われる。

新標準記録は大歓迎

私個人の意見としては、新標準記録は大歓迎だ。

正直今までの標準記録は低すぎる。同じように思っていた人も多いはず。

ある程度筋トレしている人であれば直ぐにクリアできるような記録だったと思う。

そんな標準記録では、いずれ出場者数が増え過ぎてキャパオーバーになってしまうのは目に見えていた。

それにあんまり簡単すぎる標準記録だとパワーリフティングの全国大会の価値が下がるのも嫌だ。

新標準記録は多くの人にとって良い目標になる

今までの標準記録は、多くの人にとって結構簡単にクリアできる記録。

アッサリ達成してしまって「こんなもんか」と拍子抜けした人も多いのではないだろうか。

しかし、新しい標準記録は初心者があっさりクリアできるレベルではない。

ある程度の期間真剣にパワーリフティングに取り組み、時には壁にぶち当たり試行錯誤しないと難しいだろう。

人によっては必死にやってもクリアできるかどうか微妙な人も出てくるかもしれない。

ただ目標としてはこれぐらいが丁度いいんじゃないかな?と思う。

誰にとっても簡単すぎず、人によっては届くか微妙なレベル。

標準記録が上がることで日本のパワーリフターのレベルの底上げに期待

標準記録が上がることで、まだクリアできていない人みんながそこを目指せば、日本のパワーリフターのレベルも大きく底上げされることが期待される。

今現在、以前と比較して強くなるための情報が圧倒的に手に入り易くなっており、日本のパワーリフターのレベルもどんどん底上げされている。特に若手パワーリフターは、はじめから質の高い情報に触れ、驚異的な速さで成長を見せている。

数年後にはまたジャパンクラシックの出場者数が増えて、再び「標準記録を上げた方がいいんじゃないか?」といった議論がされているかもしれない。

新標準記録に不満がある人へ

新標準記録は人によってはかなりハードルが高いかもしれないが、今は強くなるための情報や方法が手に入り易くなっている。

そのお陰で私自身もう限界かな?と思ったとことからかなり伸びている。

デビューしたての頃は生涯掛けてトータル500kg行ければ嬉しいなと思っていたが、今はトータル600kg目前。

新標準記録が採用されるのはまだ先(2021年度から)だからそれまでにクリアできるように頑張ってみて欲しい。

まとめ

新標準記録は…

  • 2021年度の大会から採用
  • フルギアは変化なし
  • ノーギアは大幅に上がった
  • 上がった理由は選手が増え過ぎたから
  • まだ時間はあるから諦めずに!
お知らせ

新たにホームジム特化サイト「ホームジムラボ」を作成しました。

ホームジムを作成する上での注意事項や器具の選定などを細かく解説しています。

是非ご覧ください。

ホームジムラボ
クリックでホームジムラボへ移動できます
筋トレを継続する方法

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次