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パワーリフター向けおすすめ書籍
パワーリフターにおすすめの本を紹介します
こんにちはアオクマです。
このページではパワーリフター向けのおすすめ書籍をご紹介します。
今の時代ネットからいくらでも情報は見つけられるかもしれません。
しかし、本は情報がまとまっており体系的に学ぶことができるのでまだまだ重要な情報源です。
今回紹介する本はどれも読んでおいて損はないと思うのでぜひ参考にしてみてください。
「ピーキングのためのテーパリング」河森直紀(著)
私が一番おすすめしたいのがストレングスコーチ河森直紀先生の「ピーキングのためのテーパリング」です。
ちなみに河森先生は”S&Cつれづれ”というブログも運営されていてとても参考になるので要チェックです。
内容
内容としては、アスリートが試合に向けてピークを作っていくための方法を”フィットネス疲労理論”をもとに解説されています。
- トレーニングのボリュームや強度をどのようにコントロールしていけばピークを作ることができるのか
- 予定が崩れたときにどう対処すればよいのか
といったことを具体的に解説されています。
自分の調子の流れが手に取るように分かる
この本を読めば、調子の流れが手に取るように分かるようになります。
今までは「なんで調子が落ちてきたのだろう?」とか逆に「なんでか分からないけど今日はやけに調子が良い」といったことが多くありました。
しかし「ピーキングのためのテーパリング」を読んだ後は、かなり明確に説明できるようになりました。
そのお陰で、疲労を上手く付き合うことができるようになり、一時的にパフォーマンスが落ちていても焦ることなく冷静に向き合うことができるようになりました。
以前はちょっと使用重量が落ちただけでパニック状態でしたが今はそんなことはありません。
論理的にプログラミングできるようになる
「ピーキングのためのテーパリング」ではどのようにトレーニングの計画を立てていけば良いかということが丁寧に解説されています。
ボリュームや強度、期間等、様々な変数をどのように変えていけば良いかということがとてもよく分かります。
パワーリフターの専門書ではなく、様々なアスリートに向けた内容ではありますが、パワーリフティングのトレーニング計画にも大いに役立ちます。
いや、むしろパワーリフティングこそダイレクトに活かせるように思います。
ここ最近では、ネットで海外のトレーニングプログラムを探して取り入れている人も多いと思いますが、「ピーキングのためのテーパリング」はプログラミングの大元となる根本的な部分を解説されています。
ちなみに私はこの本を読んだ後、完全自作のパワーリフティングプログラムを作成して長年の目標だったBIG3トータル600kgを達成しています。
今思えばまだまだ粗削りなプログラムでしたが、それでもしっかり結果を出すことができました。
ちなみにこの本を読めば様々なプログラムがどんな理由でその重量設定・回数・セット数で組んであるかがとても良く理解できるようになります。
「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」河森直紀(著)
こちらも河森先生の本です。
内容
こちらでは、
- 何故競技練習だけでなくウエイトトレーニングをやるのか
- 誤った特異的トレーニングとは
といったことが解説されています。
日本では未だにウエイトトレーニングに否定的な指導者が多くいるようです。
また「トレーニングは競技の動きに近いものが効果的だ!」という指導者も大変多いように思います。
本書では、そういった間違いに対し、非常に分かりやすく納得のいく形で解説されています。
この本を読んでも尚ウエイトトレーニングに否定的な意見を持つ人は指導者を辞めて欲しいぐらいです。
全指導者・全競技者必読書です。
なぜ補助種目をやるのか?その理由が分かる
パワーリフターにおすすめする理由はこれです。
パワーリフターの間ではしばしば補助種目は必要か?という議論がされますが、本書を読めば補助種目の必要性・有用性が分かると思います。
パワーリフターがやるBIG3はトレーニング種目ではありますが、筋肉を鍛えることよりも効率よく高重量を挙げることによりフォーカスしているため純粋な筋トレとはちょっと違います。
そうなるとパワーリフターにとってBIG3=競技、補助種目=筋トレとなります。
そういう風に考えながら本書を読めば、なぜ補助種目をやるべきなのかが分かります。
「究極のトレーニング計画」三土手大介(著)
こちらはパワーリフティング世界チャンピオンにもなったレジェンド三土手大介さんの本です。
内容
主にノーリミッツ式サイクルトレーニングについて解説されています。
上級者にとってはもう知っている内容ばかりだと思いますが、初心者にとっては結構参考になる内容かと思います。
サイクルトレーニングの具体的な方法が分かる
サイクルトレーニングの情報自体は結構ネット上で公開されている部分も多いので、やったことがあるという人は多いのではないでしょうか。
本書ではサイクルトレーニングの基本的な組みかただけでなく、上手くいかなかったときの対処方法を具体例を出しながら解説しています。
「究極のピーキング理論」三土手大介(著)
こちらも三土手大介さんの本です。
内容
内容としては、主にピーキングについてプログラムの組みかた・考え方を解説しています。
基礎強化のプログラムや情報はネット上に沢山ありますが、ピーキングに関しては情報がまだ少ないと思います。
本書ではそのピーキングについて解説されてあります。
パワーリフティングのピーキング方法が具体的に解説されている
ピーキングについては我流でやっている人も多いのではないでしょうか?
上級者やベテラン選手であれば自分なりのピークの作り方が確立されていると思いますが、初心者や中級者だとどのようにしたらよいか分からない方も多いと思います。
私自身はじめの数大会ぐらいはピーキングの方法が分からず周りの選手を見よう見まねで色々試しながらやっていました。
しかし、上手くいくこともあれば大失敗することもありとても混乱しました。
何度も失敗すると段々「大会で練習の成果を発揮できなかったらどうしよう」と不安が強くなり恐くなります。
もしかつての私と同じような不安を抱えている方がいたら、ピーキング方法の1つとしてこの本を参考にしてみることをおすすめします。
ピーキングについて、重要なポイントや上手くいかなかったときの対処法・調整法まで解説されています。
「スターティングストレングス」Mark Ripptoe(著)
昔からバーベルトレーニングの教科書として世界中で愛読されてきた本の翻訳版です。
内容
バーベルトレーニングのバイオメカニクスからトレーニングの組みかたまで幅広く扱った教科書的な本になります。
内容は古い部分もあるかもしれませんが、まだ読んだことがない人にとっては大いに参考になると思います。
バーベルトレーニングについてまだ表面的な部分でしか分かっていないという人は1度読んでおくことをおすすめします。
あとがき
今回は5冊ご紹介しましたが、個人的にはどの本も読んで良かったと思っています。
中でも河森先生の「ピーキングのためのテーパリング」は絶対に読んでおくことをおすすめします。私は読みながら何度も天を仰ぎ「あ~なるほどな~」と唸る程参考になりました。
また良さそうな本があればこのページで紹介していこうと思います。
もし「この本がおすすめだよ!」という本があったら教えていただけると幸いです。
追記:肉体改造のピラミッド(トレーニング編・栄養編)
肉体改造・フィットネスの教科書的な本でとてもおすすめです。
情報の質が非常に高く、必読書と言って良いでしょう。
下記のリンク先で紹介記事を書いたのでぜひ参考にしてみてください。
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