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トレーニングボリュームは基本的に増やしていくけど多ければ多い程良いわけではないという話
トレーニングボリュームの誤解に注意
こんにちはアオクマです。
トレーニングボリュームについて誤解している人がいる気がするので個人的な見解をお話しします。
ここ数年日本でもトレーニングボリュームを管理したプログラムが広まってきています。
これはとても良いことだと思います。
しかしトレーニングボリュームについて誤った認識を持っている人もいるので注意が必要です。
トレーニングボリュームは増やせるだけ増やせば良いというものではない
基本的にトレーニングボリュームは増やしていくことが必要だと思います。
しかしこういうと「ボリュームは多ければ多い程良いんだ!」と誤解する人がいます。
皆さんお分かりだとは思いますが、トレーニングボリュームは増やそうと思えばいくらでも増やせます。
やり方は単純です。インターバルをたっぷり取って沢山トレーニングすれば時間の許す限りボリュームを増やすことが可能です。
しかしこんなやり方ではトレーニングのやり過ぎになってかえって成長の妨げや怪我の原因になります。
トレーニングはプラスの効果だけでなく、疲労などのマイナスの効果もあります。
トレーニングボリュームを増やしていけばある程度まではプラスの効果が期待できますが、一定のラインを超えたとことで疲労などのマイナス効果の方が大きくなります。
どれぐらいにそのラインがあるかはそのときのレベルや回復力、栄養状態など様々な要因によって変わるので一概には言えません。
しかし少なくとも無限にボリュームを増やして良いということはありません。
トレーニングボリュームは長い目で見ると増やしていくけど減らす期間も必要
トレーニングボリュームは永遠に増やし続けるものではありません。
長い目でみれば増やしていった方が良いと思いますが、休みなくずっと増やし続ければいずれ疲労が溜まり過ぎて停滞や退化・故障に繋がる可能性が高くなります。
ときには疲労を抜くためにデロード(トレーニングのボリュームや強度を一時的に落とす)やオフを取るべきです。
まとめ
筋トレ上級者では「トレーニングボリュームは多ければ多い程良い」といった誤解をしている人はいないと思います。
しかし初心者や中級者にはたまに誤解している人がいるようです。
実際に私の職場の後輩はネットで得た知識で「筋トレはボリュームを増やすことが鍵だ!」といって過剰にボリュームを増やし過ぎて常に疲弊していました。
その後輩は幸い怪我はしませんでしたが、トレーニングフォームが悪ければ関節に何度も何度も繰り返し負担を掛けて怪我をしていてもおかしくありません。
ボリュームを増やしていくことは間違いではありませんが物事には限度というものがあります。
当たり前のことですが、初心者の中にはそういった誤解をする人もいるようなので注意が必要だと思いました。
むやみやたらにボリュームを増やすのではなく、成長具合をみてどれぐらいのボリュームであれば適応していけるのかを見極めることが大切です。
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