この記事にはアフィリエイト広告が含まれています
IPF GLポイント・フォーミュラと絶対重量のカッコいい使い方ダサい使い方
IPF GLポイントの考え方・使い方について個人的な意見をいいます
こんにちはアオクマです。
今回はパワーリフティングで使用されるIPF GLポイントと絶対重量についてのお話をします。
考え方や使い方については自由ですが今回は個人的な意見としてお話します。
一言でいうと、人を見下すために使うのはダサいということです。
自分を高めるために使いたいものです。
IPF GLポイントとは
IPFポイントはパワーリフティングで使用される数値です。
体重が違う人同士を相対的に比較するために使用され、IPFポイントで1位になればMVPになります。
格闘技でいうPFP(パウンドフォーパウンド)のようなものです。
IPFポイントは以下のサイトで計算できます。
ちなみに単純な体重比では公平な比較ができないので注意して下さい。
単純な体重比では軽量級が圧倒的に有利になります。
体重50kg:ベンチプレス100kg(体重比2倍)
体重100kg:ベンチプレス200kg(体重比2倍)
上記はどちらも体重比2倍ですが、両者が同レベルというわけではありません。
これをIPFポイントで比較すると、
体重50kg:ベンチプレス100kg(IPFポイント:66.23)
体重100kg:ベンチプレス200kg(IPFポイント:91.62)
となり、体重100kgでベンチプレス200kgの方がよりハイレベルということになります。
基本的に自分が好きなように使えばよいのですが、個人的にこんな使い方はダサいと思う使い方を紹介します。
階級が上の人に対してIPF GLポイントでマウントを取るのはダサい
これは本当にダサい行為です。
IPFポイントはあくまでも一つの考え方・価値観であって、世間一般的には身体がデカくて絶対重量が重い方が強いという風に考える人が多いでしょう。
それに軽量級の人が体重を増やしたからと言って簡単に記録が爆伸びするとは限りません。
また人によってはIPFポイントではなく絶対重量を伸ばすことを主眼にトレーニングしている人もいます。
そして何よりマズいのはそのメンタルです。
階級が上の選手に対してIPFポイントを持ち出してしまった時点で「絶対重量では敵いません」と負けを認めてしまっているような気がします。
パワーリフターのトップ選手の多くは、IPFポイントだけでなく絶対重量でも上の階級の選手にも負けたくない、勝ちたいと思っているはずです。
※とはいえ私は流石にレイ・ウィリアムズとかには勝ちたいとも勝てるとも思いませんが…
階級下の選手に対して絶対重量でマウントを取るのもダサい
だからといって絶対重量で勝っているからということで下の階級の人にマウントを取るのもダサいです。
階級が上の人は下の階級の人には絶対重量で勝っていて当然ぐらいに考えておくべきだと思います。
下の階級の選手に絶対重量で勝って満足しているようなメンタリティでは強くなれないのではないでしょうか。
階級が上の人に対しては絶対重量で、階級が下の人に対してはIPFポイントで挑むべし
このような感じで考えておけば変な勘違いを起こさずより自分を高められると思います。
おそらくトップ選手の多くは同じような考えの人が多いのではないでしょうか。
私はトップ選手には足元にも及びませんが上記のような考え方です。
いずれにせよ人に対してマウントを取るのはカッコ悪いし、自分の成長の妨げになると思います。
※冗談で煽り合うのは除く
IPF GLポイントは過去の自分との比較で使う
もう1つおすすめの使い方は、過去の自分との比較で使用することです。
たとえば体重を上げれば記録も上がりやすいことが多いですが、必ずしも体重の増加分に見合った記録向上とはいえません。
体重を増やしたら絶対重量では記録が上がったけど、IPFポイントは下がってしまったという場合などがそれに当たります。
逆に体重を減らしたら絶対重量は下がったけどIPFポイントが上がっていたら、成長できているとも言えるかもしれません。
このように人と比較するのではなく、増量や減量したときに過去の自分と比較してみると面白いです。
コメント