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ベンチプレスでベタ寝に拘っていたが成果が出ないどころか肩を痛めてばかりだった話【筋トレ失敗談】
ベタ寝ベンチプレスに拘ってもいいことなかった
こんにちはアオクマ(@bluezzly.power)です。
私は筋トレ歴が約20年近くになりますが、始めたばかりの頃は今と違って情報が本当に少なく、今思えば非効率で非科学的なことばかり行っていました。
このページでは過去の失敗談の一つである、ベタ寝ベンチプレスに拘り肩を痛めた話をご紹介します。
筋トレ初心者でベンチプレスのブリッジはインチキだと思っている方は、私のような失敗、遠回りをしないよう参考にしてみて下さい。
ベタ寝ベンチプレスに拘った理由
ベタ寝ベンチプレスに拘った理由は、その頃の私はブリッジはインチキだと思っていたからである。
筋トレ開始初期の私は、フルレンジ・ストリクト主義者でパーシャルやチーティングは見栄を張ったインチキトレーニングだと思っていたのだ。
ベンチプレス時のブリッジに対しても同様だ。
その頃の私はベンチプレスは意地でもブリッジを組まず、極力身体がベンチから離れないように密着させていたと思う。
その結果使用重量は伸びないし肩を痛めてばかり
ベタ寝ベンチプレスに拘った結果は悲惨だった。
まずベンチプレスは大胸筋のトレーニングだと思ってやっていたのに、全然大胸筋に効かない。
使用重量も全然伸びないしかなり低い重量でプラトーに悩まされていた。
それどころか、ベンチプレスをやったあとは、毎回肩の付け根に痛みを生じてしまっていたのだ。
その頃は自分は全然才能が無く雑魚中の雑魚なんだとかなり悲しい気分になっていたと思う。
ブリッジを組み始めてから
その後徐々に知識を得て、肩の健康のためにも肩甲骨を寄せ自然なブリッジを組んだ方が良いということを知った私は、それまで拘っていたベタ寝主義を捨て、ブリッジを組むことを選択する。
すると、止まっていた使用重量も再び伸び始める。しかしこの時点でも大胸筋には効いたり効かなかったりでモヤモヤしていた。
そうこうしていると、再びプラトーに陥ってしまう。
パワーリフターのようにがっつりブリッジを組むようにしてから
かなり長い期間ベンチプレスを頑張っていたが、結局大胸筋に効かせるコツが掴めず、骨格が向いてないのかな?と半ば諦めていた。
そして、どうせ筋肥大させられないなら開き直って重量を追ってみようと思い、今度は自然なブリッジではなく、パワーリフティング風に見様見真似でがっつりブリッジを組むようにしてみた。
しかしブリッジは柔軟性も必要だし、とても奥が深く簡単にはパワーリフターの様には高いブリッジは組めなかった。
それでも止まっていた使用重量は再び伸び始めていた。
また、気付いたころにはもう肩の痛みに悩まされることはなくなっていた。
パワーリフティングをはじめてから
その後一般人レベルではそれなりに強くなっていた私はパワーリフティングを始めることとなる。
ベンチプレスは相変わらず苦手種目だったが、悪戦苦闘した結果、現在ではMAX145kgまで記録が伸びている。
ブリッジも何年も掛け、初期と比べればだいぶマシになってきている。
そして、意外なことに、現在はベンチプレスで大胸筋に効かせるのも簡単になっているのだ。
効かせるのを諦めて重量を追い求めた結果、効かせるのも上手くなっていた。
基本的にパワーリフティングとしてのベンチプレスは大胸筋に効かせようなんてことは一切考えておらず、筋肉ではなく骨格で受けるよう意識している。
それでも重量が上がってくれば大胸筋も動員される。
また骨格に乗せるスキルが上がったことで、副次的に筋肉に乗せるスキルも上がっていたようだ。
イメージとしては、ブリッジの高さをちょっとだけ下げ、骨格で受けたのを少し外し、筋肉に乗せる感じ。
今まであんなに大胸筋に負荷を乗せるのに苦労していたのが信じられないぐらい、普通に大胸筋に刺激が入る。
まあ今はパワーに集中しているので効かせるトレーニングは基本的にやっていないが…
とにかくパワーリフティングのように高重量をコントロールするという技術はかなり効かせるトレーニングのスキルにもプラスに働くのは間違いないと思う。
まとめ
最近はボディメイク系トレーニーが多く、ベンチプレスも過度なブリッジを否定したがる人が多いように感じられる。
しかし、一度突き抜けてがっつりブリッジを組んで骨格で受けるベンチプレスを習得しているのも良いかもしれない。
意外とその方が、大胸筋に効かせるスキルも早く修得できるような気がする。
急がば回れである。
ベンチプレスが全然大胸筋にヒットしないという人は是非試してみて欲しい。
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