テキサスメソッド

テキサスメソッド計算機
※パワークリーンとパワースナッチは無理のない任意の重量を入力してください。
🧮 1RM計算機を使用する
使い方・解説
✅ 使い方
- トレーニングで使った「重量(kg)」を入力します
- その重量で「何回(reps)挙げたか」を選択します
- 「種目(ベンチプレス/スクワット・デッドリフト)」を選びます
- 「計算する」ボタンを押すと、1RM〜10RMまでの推定重量が表示されます
🏋️♂️ RM計算機について
このRM計算機では、「ある重量で何回持ち上げたか」をもとに、あなたの推定1RM(1回だけ挙げられる最大重量)を算出します。
さらに、1RMをもとに2RM〜10RMまでの目安重量も一覧で確認できます。
🔍 RMとは?
RM(Repetition Maximum)は、「その重さで何回できるか」を示す指標です。
RM | 意味 |
---|---|
1RM | 1回だけ挙げられる最大重量 |
5RM | 5回がギリギリできる重量 |
10RM | 10回が限界の重量 |
RMを知ることで、目的に応じたトレーニング強度を設定しやすくなります。
⚠️ 注意事項
- あくまで推定値であり、実際の最大挙上重量とは異なる場合があります
- 正確な数値を知りたい場合は、安全に配慮したうえで実測をおすすめします
- 体調や疲労によって結果が前後することもあります。目安としてご活用ください
RMについてより詳しい解説が必要な場合は以下の記事を参考にして見てください。

🧮 RPE計算機を使用する
使い方・解説
✅ 使い方
- トレーニングで使った「重量(kg)」を入力します
- その重量で「何回(reps)挙げたか」を選択します
- 体感のきつさに応じた「RPE」を選びます
- 「計算」ボタンを押すと、推定1RMとRPE別の重量が表示されます
- 表のタブを切り替えると、他の回数でのRPEチャートも確認できます
🏋️♂️ RPE計算機について
このRPE計算機では、「何kgで何回・どれくらいのきつさ(RPE)で持ち上げたか」をもとに、あなたの推定1RM(1回だけ挙げられる最大重量)を計算できます。また、そこからRPEごとのトレーニング重量の目安も一覧で確認できます。
🔍 RPEとは?
RPE(Rate of Perceived Exertion)は、「あと何回できそうか?」を基準にした自覚的なきつさの指標です。
RPE | 意味 |
---|---|
10 | 限界、これ以上は無理 |
9 | もう1回できたかもしれない |
8 | あと2回できたかもしれない |
7 | まだ余裕がある |
⚠️ 注意事項
- あくまで推定値であり、実際の最大挙上重量とは異なる場合があります
- RPEの感覚は個人差があります。無理をせず、安全を最優先してください
- 小数点以下は2.5kg単位で丸めて表示しています
- 体調や疲労度によってもRPEの感じ方は変わります。目安として活用してください
トレーニングの記録やメニューの調整にぜひご活用ください!
RPEについてより詳細に知りたい方は以下の記事も参考にして見てください。

レベル | プログラム |
---|---|
初心者 | Strong Lifts5×5 Starting Strength |
中級者 | テキサスメソッド |
上級者 | 5/3/1 スモロフスJr スモロフスクワット ロシアンスクワットルーティーン サイクルトレーニング(中~上級者) |
対象レベル | 中級者 |
対象種目 | BIG3、オーバーヘッドプレス、パワークリーン、パワースナッチ、その他補助種目 |
頻度 | 3日/週 |
期間 | 4週間 |
テキサスメソッド概要
月曜(ボリュームDAY)
種目 | 使用重量 | 回数 | セット数 |
---|---|---|---|
スクワット | 90%5RM | 5 | 5 |
※ベンチプレス | 90%5RM | 5 | 5 |
※オーバーヘッドプレス | 90%5RM | 5 | 5 |
デッドリフト | 90%5RM | 5 | 1 |
※ベンチプレス、オーバーヘッドプレスはどちらか一方を選択
※2週目以降は前週金曜の使用重量をもとに使用重量を計算
水曜(回復DAY)
種目 | 使用重量 | 回数 | セット数 |
---|---|---|---|
スクワット | 月曜の80% | 5 | 2 |
※ベンチプレス | 月曜の90% | 5 | 3 |
※オーバーヘッドプレス | 月曜より少し軽い重量 | 5 | 3 |
チンアップ | 自重 | 限界 | 3 |
バックエクステンション | 自重 | 10 | 5 |
※月曜にベンチプレスを行った場合はオーバーヘッドプレスを選択
※月曜にオーバーヘッドプレスを行った場合はベンチプレスを選択
金曜(高強度DAY)
種目 | 使用重量 | 回数 | セット数 |
---|---|---|---|
スクワット | 先週の金曜の +2.5〜5kg | 5 | 1 |
※ベンチプレス | 先々週の金曜の +2.5kg | 5 | 1 |
※オーバーヘッドプレス | 先々週の金曜の +2.5kg | 5 | 1 |
※パワークリーン | 先々週の金曜の +2.5kg | 3 | 5 |
※パワースナッチ | 先々週の金曜の +2.5kg | 2 | 6 |
※先週の金曜にベンチプレスを行った場合はオーバーヘッドプレスを選択
※先週の金曜にオーバーヘッドプレスを行った場合はベンチプレスを選択
※パワークリーン、パワースナッチのいずれかを選択
テキサスメソッドのおすすめポイント
初心者を抜けた中級者に最適
テキサスメソッドは初心者の域を抜けた人には最適なプログラムです。
初心者の場合は、スターティングストレングスやストロングリフト5×5などのように毎回のトレーニングで使用重量を増やしていくプログラムが効率が良く最適です。
しかし、レベルが上がってくると徐々に毎回のトレーニングで使用重量を増やしていくのは難しくなってきます。
テキサスメソッドの場合、毎回のトレーニングセッションでMAXを更新していくわけではなく、週ごとのペースで更新していきます。
そのため成長ペースとしては少しゆっくりになりますが、中級者にとってはそれが適度なペースとなるでしょう。
各トレーニングセッションで目的がはっきりしている
テキサスメソッドは初心者向けプログラムと違い、毎回のトレーニングセッションでガツガツ記録更新を目指すわけではありません。
週3日のトレーニングは、それぞれしっかりと目的をはっきりさせています。
月曜(ボリュームDAY ):中重量ハイボリュームでトレーニングの総負荷量を高め、身体に刺激を与えることが目的。
水曜(リカバリーDAY ):軽重量低ボリュームで身体を回復させるとともに、金曜の高強度DAYの準備をするのが目的。
金曜(高強度DAY ):高強度で筋力強化・記録更新が目的。
このように記録更新一辺倒ではなく、それぞれ目的を明確にすることで確実にレベルアップしていくことができます。
テキサスメソッドのデメリット・注意点
上半身のボリュームが少ない
下半身のボリュームと比較すると上半身のボリュームが少なくなっています。
一般的に使用重量も重く、動員される筋群も多い下半身のトレーニングと比較し、上半身はより多くのボリュームが必要とされています。
そう考えると上半身のボリューム不足を感じます。
パワーリフティング目線で見たテキサスメソッド
デッドリフトを伸ばしにくそう
プログラムを見ればわかるとおり、デッドリフトは月曜しかありません。
週1日ということ自体は問題ありませんが、同じ日にスクワットのボリュームDAYが重なってしまっています。
そのため、デッドリフトはスクワットによる疲労の影響を受け、重量を伸ばすのが若干大変になるかもしれません。
パワークリーンの必要性
スポーツの補強等でトレーニングを行うのであればパワークリーン等のクイックリフトも必要です。
しかし、パワーリフティングのトレーニングとして考えた場合はパワークリーンは不要です。
ベンチプレスとオーバーヘッドプレスの割合
テキサスメソッドではベンチプレスとオーバーヘッドプレスの比率が1:1です。
パワーリフティング用のトレーニングとして考えた場合は、オーバーヘッドプレスの割合が多すぎだし、ベンチプレスは少なすぎです。
テキサスメソッドまとめ
テキサスメソッドまとめ…
- 週単位でのレベルアップ
- セッションごとに目的が分かれている
- 中級者に最適なプログラム


コメント