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スモロフスクワットプログラム

Smolov squat
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レベルプログラム
初心者Strong Lifts5×5
Starting Strength
中級者テキサスメソッド
上級者5/3/1
スモロフスJr
スモロフスクワット
ロシアンスクワットルーティーン
サイクルトレーニング(中~上級者)
目次

スモロフスクワットプログラム基本情報

対象レベル上級者
対象種目スクワット
頻度2〜4日/週
期間91日間(13週)

スモロフスクワットプログラム概要

サイクル全体の流れ

サイクル
1~2導入サイクル
3~6基礎サイクル
7~8移行サイクル
9~12高強度サイクル
13ピーキング・MAX挑戦

week1~2:導入サイクル

高頻度・高強度のスクワットを始めるための導入期間。

導入サイクルで重量が重くキツければそもそもの重量設定が間違えている可能性あり。1RMを見直した方が良い。

重量回数セット数
1165%1RM81
70%1RM51
75%1RM23
80%1RM11
265%1RM81
70%1RM51
75%1RM22
80%1RM11
370%1RM54
75%1RM31
85%1RM21
90%1RM11
重量回数セット数
2180%1RM51
282.5%1RM51
385%1RM51

week3~6:基礎サイクル

週4日の高頻度期。十分な栄養補給は必須。

重量回数セット数
3170%1RM94
275%1RM75
380%1RM57
485%1RM310

※week4の重量設定:week3で失敗した場合は同重量、成功した場合は+5kg、余裕がある場合は+10kg

重量回数セット数
4170%1RM+10kg94
275%1RM+10kg75
380%1RM+10kg57
485%1RM+10kg310

※week5の重量設定:week4で失敗した場合は同重量、成功した場合は+5kg、余裕がある場合は+10kg

重量回数セット数
5170%1RM+15kg94
275%1RM+15kg75
380%1RM+15kg57
485%1RM+15kg310

※week6ではMAX挑戦し、新1RMを得る。week7以降ではこの新1RMを基に重量設定を行う

重量回数セット数
61MAX挑戦
2MAX挑戦

week7~8:移行サイクル

重量を落とし疲労回復に努め、week9移行の高強度サイクルに備える。

重量回数セット数
7
8
指定なし
使用重量は50~60%1RMまでとしスピードを意識して行い
回復を重視する

week9~12:高強度サイクル

週3日×4週間の高強度期。

week6で得た新1RMを基に重量設定する。

重量回数セット数
9165%1RM31
75%1RM41
85%1RM43
85%1RM51
260%1RM31
70%1RM31
80%1RM41
90%1RM31
85%1RM52
365%1RM41
70%1RM41
80%1RM45
重量回数セット数
10160%1RM41
70%1RM41
80%1RM41
90%1RM31
90%1RM42
265%1RM31
75%1RM31
85%1RM31
90%1RM33
95%1RM31
365%1RM31
75%1RM41
85%1RM41
95%1RM54
重量回数セット数
11160%1RM31
70%1RM31
80%1RM31
90%1RM55
260%1RM31
70%1RM31
80%1RM31
95%1RM33
365%1RM31
75%1RM31
85%1RM31
95%1RM34
重量回数セット数
12170%1RM31
80%1RM41
90%1RM55
270%1RM31
80%1RM31
90%1RM34
375%1RM31
90%1RM43
95%1RM43

week13:ピーキング・MAX挑戦

トレーニングボリュームを減らしていきピーキングを行い、MAXに挑戦する

重量回数セット数
13170%1RM31
80%1RM31
90%1RM52
95%1RM43
275%1RM41
85%1RM44
3MAX挑戦

スモロフスクワットプログラム計算機

Smolov Squat Program Calculator
Week 1-8
kg

Week 9-13
kg

スモロフスクワットプログラムのメリット

高ボリュームと特異性

スモロフスクワットプログラムは高ボリュームと特異性(レップ数・強度)を提供し、これによりパワーリフターは競技形式でのトレーニングを行い、スクワットの1RMを向上させることが可能です(無事完遂できれば)。

スクワット特化のプログラム

スモロフスクワットプログラムは約3か月間の長期間プログラムです。

他のプログラムは1か月や1か月半程度が多いため、断トツで長いです。

上級者の場合、成長速度がかなり遅くなっています。そのためこのようにじっくり時間を掛けた長期間プログラムの方が合っているかもしれません。

ただ上級者で遺伝子の限界に近づき伸び代が少なくなっていた場合、終盤の高強度サイクルの90%1RMオーバーでの複数レップ複数セットを完遂できない可能性が高くなってしまうかもしれません。

そう考えるとまだ伸び代が多い人の方が完遂できる可能性も高いかもしれません。

導入期や移行期、ピーキング期が組み込まれている

スモロフスクワットプログラムは長いプログラムですが、そうなっている理由として、期分けがされていることが挙げられます。

メインとなるサイクルの前後に導入期や移行期、ピーキング期が組み込まれています。

これによりキツイ基礎サイクル・高強度サイクルに対する準備や回復ができるようになっています。※まあそれでも相当キツいことに変わりありません

スモロフスクワットプログラムのデメリット

時間が掛かる

スモロフスクワットプログラムはセット数が多くインターバルも長いためとても時間が掛かります。

たとえばスクワット3回×10セットをインターバル5分で行った場合、

アップやプレートの付け替えも含めると、最低でも50分以上は掛かります。

また週4日と頻度も多いので、「それは難しい」という人も多いはずです。

時間帯や場所を選ぶ

例としてスクワットで50分掛かるとすると、50分もパワーラックを占領することになります。

これが許されるジムはほとんどないでしょう。

あるとすればパワーリフティングジムで理解がある場合や、とても空いている時間帯、パワーラックを使用する人が全くいないジムなど限定的です。

良いプログラムではありますが時間帯や場所を選ぶプログラムと言わざるを得ません。

ホームジムでは気にせず取り組めると思います。

他の種目を行う余裕がない

スモロフスクワットプログラムはそれだけで時間的にも体力的にもかなりのボリュームになります。

そのため他の種目を行う余裕がかなり少なくなります。

ちなみに「いやいや、俺はまだまだできる」といって補助種目までやってしまうと次のトレーニングに響いて失敗するので注意しましょう。

他のプログラムよりもキツイ

スモロフスクワットプログラムは他の様々なプログラムと比較しても飛びぬけてキツいです。

ボリューム・強度共に身体にはとてつもない負担になることは言うまでもありません。

当然オーバートレーニングのリスクも高くなります。

デッドリフトを行う余裕がない

スモロフスクワットプログラムを行っている期間は体力的にも時間的にもデッドリフトを行う余裕がなくなります。

これはパワーリフターの場合だとかなりのデメリットです。

BIG3全てを強化していくのには向きません。

高強度サイクルの重量設定の難易度が高過ぎる

高強度サイクルの重量設定があまりにも厳しく、スクワットの成長が遅れていると、このフェイズが非常に厳しいものとなります。

week10〜12は平気で90%1RMを超える重量設定で複数レップ複数セットとなっており正気とは思えません。

強度が強すぎ、ボリュームが多すぎ

スモロフスクワットプログラムははっきりいって強度・ボリューム共にかなりやりすぎです。

普通に考えてここまで多くのセットをやる必要性はありません。

やるとすればオーバーリーチングを狙う場合ぐらいです。

またボリュームが多すぎることで、プログラムが終わった後に更にボリュームを増やせるようなプログラムが見当たらない点も難点です。

回復力が低い人は無理

スモロフスクワットプログラムは人を選ぶプログラムです。

回復力が低い人は現実的に難しいでしょう。

また長期間安定してトレーニング日を確保することができる人でないと完遂することも大変だと思われます。

怪我のリスクが高い

プログラム自体の強度・ボリュームが非常に高いため、怪我のリスクはかなり高くなります。

違和感や痛みがあるのに無理に続けると普通に怪我するので注意です。

重量がパーセンテージ設定

最近は重量設定や回数設定はRPE(自覚的運動強度)を基に決めるのが主流となってきていますが、スモロフスクワットプログラムはパーセンテージ設定です。

個人差やその日の調子に関係なくメニューが決まってしまいます。

そのため物凄く重量設定がキツク感じてしまう人もいるはずです。

またその日の調子によって全然メニューをこなせない日が出てくることもあることでしょう。

パワーリフター目線で見たスモロフスクワットプログラム

スモロフスクワットプログラムは多くのデメリットやリスクがあり、現代パワーリフティング用のプログラムとしては正直相応しくありません。

とても強靭な身体を持ち、類まれな回復力を持ち合わせていればプログラムを完遂して成果を挙げるかもしれません。しかし多くの人は途中で失敗するか怪我をしてリタイヤすることになるでしょう。

わざわざ多くのデメリットやリスクを負ってまで取り組むようなプログラムではないというのが正直な感想です。

スモロフスクワットプログラムまとめ

「スモロフスクワットプログラム」は…

  • 約3か月のスクワット特化長期間プログラム
  • めっちゃキツイ
  • 準備期や移行期、ピーキング期なども組み込まれている
  • 人や環境を選ぶプログラム
  • デメリットが多いプログラムでもあるので注意

お願い〜


記事の内容に誤り等あった場合ご報告いただけば幸いです。

また「こういう情報があった方が良い」「この器具がおすすめ」等情報提供していただけると嬉しいです。

Smolov squat

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