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【パワーラックの選び方】ホームジム【おすすめ】
※当記事はやや情報が古くなっているので下記サイトのページも合わせてご確認ください
こんにちはアオクマ(@bluezzly)です。
ホームジムといえばパワーラックです。
でもパワーラックって沢山種類があって価格も安いものから高いものまで様々。
大きい買い物なので失敗したくないしどれを買えばいいかとても迷いますよね。
今回は私がホームジムを作る際に色々とパワーラックを比較検討した経験をもとに記事を書いてみました。
パワーラックとは
パワーラックはこちらのようなトレーニング器具で、ホームジムだけでなく普通のジムでも置いてある器具だ。
パワーラックだけで様々なトレーニングができるので色々なところで重宝されている。
パワーラックでできるトレーニング
- スクワット
- ベンチプレス
- チンアップ(懸垂)
- トップサイドデッドリフト
- ディップス
パワーラックは拡張性も高くベンチとセットで使うことで他にもとても多くの種目が行える。
ホームジムにパワーラックがおすすめな理由
ホームジムといえばパワーラックだ。
実際にホームジムを作る人の多くがパワーラックを使用している。
理由はパワーラック(とベンチ)さえあればベーシックなトレーニング種目が一通りできるからだ。
スペースと経済的な余裕があれば色々なマシンを沢山用意しても良いが、ほとんどの人がそれは現実的ではない。
となると、それだけで色々なトレーニング種目ができるパワーラックはホームジムにとって最適なのだ。
パワーラックは大きくてかなりスペースを取ってしまうので心配する人がいるかもしれないが、他の器具はベンチとバーベル程度で済むので全く問題にならない。
パワーラックはホームジムにおいて不動の主役と言えるだろう。
パワーラックの選び方・ポイント
- 高さ
- ラック内の幅
- 高さ調節の幅
- 強度(耐荷重量)
- 安定性
- 拡張性
- 価格
「よしじゃあパワーラックを買おう!」と思って探してみると、種類の多さと価格差の激しさに驚くことだろう。
「同じ形にしか見えないけど一体何が違うんだ?」
「どれを買えばいいんだ?」
と悩むはず。
私自身はじめは結構混乱した。
でもポイントを押さえて選定していくと、消去法で残るパワーラックは限られてくる。
高さ
どんなに良いパワーラックでも、部屋が小さい場合、物理的に設置できなことがある。
特に天井までの高さが問題になりやすい。
の辺はしっかりと天井までの高さを測っておかなければならない。
一般的なパワーラックは大丈夫だが、ジム用の製品や海外製品だとまれに高さが高いものもあるので注意だ。
ラックの幅
これは注意しないと大きな失敗に繋がる。
何も知らないでパワーラックを選ぶとついついコンパクトなものを選びがち。
しかし横幅が狭いと、ベンチプレスのときのグリップ幅が制限される。
ワイドグリップでのベンチプレスをやりたい場合はできるだけ幅の広いものを選ばなくてはならない。
「俺はワイドグリップのベンチプレスなんてやらない」
という人もいるかもしれないが、いつ気が変わってやりたくなるか分からない。
後から後悔しないためにははじめから幅の広いパワーラックを買っておいた方が確実だ。
幅については「大は小を兼ねる」だ。
幅の広いパワーラックであればナローベンチだろうがワイドベンチだろうがどっちでもできる。
※ただし幅の広いパワーラックの場合は、バーベルシャフトも長い物にしなければならないので注意。ただ、バーベルも長い物がおすすめだ。
高さ調節の幅
パワーラックにはバーベルを乗せるツメと潰れた時用のセーフティーがあり、それぞれ高さを調節できるようになっている。
しかし、どれぐらいの間隔で調節できるかはパワーラックによって違う。
ものによっては感覚が広すぎて、自分にちょうど良い高さに調節できない場合もある。
良いパワーラックだとこの調節間隔がとても小刻みになっているので、自分にぴったりの高さに調節できる。
一方安物は調節穴の間隔が広いものが多く、トレーニングの際それがとてもストレスになる。
強度(耐荷重量)
男性の場合、長くトレーニングしていると扱う重量が重くなってくる。
スクワットであれば100kgオーバーは当たり前。人によっては200kgオーバーも考えられる。
例えば200kgのスクワットで潰れてバーベルをパワーラックのセーフティーに落としたとしよう。
そうするとその衝撃は当然200kgを優に超える。
強度の低いパワーラックだと重量に耐えられず壊れてしまうかもしれない。
パワーラックが壊れて自分の身体も押しつぶされる可能性もあるし、壁に穴が開いてしまう可能性もある。
最悪命に係わる可能性もあるのでとても怖い。
多くのパワーラックは耐荷重量が記載されている。選ぶ際は必ずオーバースペックかな?と思うぐらい強度が強いものを選ぶことをおすすめする。
ちなみに安物は強度が低いものが多い。
女性であればそれでも事足りるかもしれないが、もし自分が凄く強くなったときは買い替えが必要になるので覚悟しておくべきだ。
安定性
パワーラックは大きいが、高重量バーベルを使う場合、普通に滑ったり傾いたり動いてしまうことがある。
これは、パワーラック自体の重量と構造によって変わる。
まず重量自体が軽いとそれだけで動きやすい。
また、地面に接地する部分の幅が前後に狭い場合も動きやすい。
なにも知らないと、「コンパクトで軽い方が家に優しいし移動しやすいしいいな~」と思ってしまうかもしれないが確実に後で後悔する。
そもそもパワーラックは一度設置したら基本移動することはない。
それにパワーラックはホームジム不動の主役。
部屋の大部分をパワーラックが占領するのは結構一般的なことだ。
だからパワーラックは重くてもいいし、幅が大きくても問題ないのだ。
※ただし極端に大きいジム向けのものは除く。
拡張性
パワーラックは、スクワットやベンチプレス以外にも様々なトレーニングができる。
例えばチンアップ(懸垂)。ラックの上の方がチンアップ用のバーになっているものも多い。
他にはディップスができるディップスバーが付いているものもある。
その他にも多種多様なアタッチメントが用意されているものもある。
この辺の拡張性はメーカーによって違うので要確認だ。
個人的にはスクワットとベンチプレス、チンアップができれば他の機能はそんなに要らないと思っている。
価格
どんなにハイスペックで完璧なパワーラックでもあまりにも高すぎると手が出せない。
高い物を購入して失敗したら最悪だ。
逆に安すぎるやつは強度面やサイズ面などで大きな欠点があったりすることが多い。
そういう意味でも価格である程度絞れる。
おすすめのパワーラック3選
- POWERTEC(パワーテック)パワーラックWB-PR19
- ONI鬼「ハーフラック」
- ONI鬼「コンボラック」
ネットでパワーラックを検索すると色々なものが出てくると思うが、その中から消去法で残った3つをご紹介する。
他にも良いものはあるが、価格が40万を超えてくるため、ホームジムというよりも普通のジム用だし現実的ではない。
ただ今回挙げるラック3つはどちらも本当におすすめできるものなので、迷っている人はこの中から選べば後悔することはないだろう。
POWERTEC(パワーテック)パワーラックWB-PR19
メリット
- 丈夫(耐荷重量454kg)
- 人差し指81㎝ラインのワイドグリップベンチプレス可
デメリット
- バーベルラック(受け皿)が長く深くラックアップしにくい
性能・価格・デザイン共にバランスが良い。
パワーテックのパワーラックは普通にジムとかでも使用しているところもあると思う。
こちらのパワーラックは、支柱の内側の幅も十分で人差し指81㎝ラインのワイドグリップベンチプレスが可能。これはパワーリフター等競技者にとっては嬉しいポイントだ。
欠点としてラックの受け皿が長く深いため、ベンチプレスのときにラックアップしにくい。ただ色々と工夫すれば問題なく使えるようだ。
ONI鬼ハーフラック
こちらはハーフラック。
武器屋.netさんのホームページで購入可能。
メリット
- プレートホルダー付き
- コンパクトで圧迫感がない
- セーフティーが長い
- 信じられない程安い
デメリット
- 入荷待ち※販売前のため要予約
正直価格・性能面では非の打ち所がなく完璧と言っていい。
私はパワーラックを購入しようとしたときにこちらがなかったので、別のものを購入した。しかし、今なら間違いなくこれを購入する。
それぐらい優れたラックだ。
プレートホルダーにサイズ、耐荷重量、ルックスどれをとっても良くできているし、ホームジムには最適なラックだと思う。
しかも価格がべらぼうに安く、8万円台。※通常これぐらいのスペックのハーフラックなら20万円はくだらない
ホームジムで一番費用が掛かりやすいパワーラックをこの価格で購入できるのはかなりの節約になる。
ちなみにまだ販売開始前なので購入したい人はホームページで予約が必要。
ONI鬼コンボラック
こちらも武器屋.netさんより発売されたラック。
コンボラックはパワーリフティングの大会で使用されるタイプのラックで、スクワットとベンチプレス特化型となっている。
またパワーラックやハーフラックと違い、ベンチ付き。
メリット
- プレートホルダー付き
- ベンチシートが厚くベンチプレスがやりやすい
- セーフティーが長い
- ベンチ付き
- 信じられない程安い
デメリット
- ベンチプレスがやり易いが…
- 予約販売
コンボラックは基本的にスクワットとベンチプレスに特化したラックだ。
パワーリフティングの大会で使用されるのは公式のコンボラック。
そのためパワーリフターや、これからパワーリフターになろうとしている人におすすめ。
こちらもコンボラックとしては信じられないぐらい安い。
普通のコンボラックは50万円前後でELEIKOなど高いものはもっと高い。
それがこのコンボラックは20万円を切る。
気になるのはベンチシートが厚く、ベンチプレスがやり易いというところ。
「ベンチプレスがやり易いならいいんじゃないの?」と思うかもしれないが、パワーリフターならちょっと気になる点。
どういうことかというと、普段の練習でやり易いベンチでやり慣れてしまうと、大会時別のベンチに変わったときにやりにくくて記録が落ちる可能性がある。
パワーリフターでなければ関係ない話だが、パワーリフターならその辺は少し考慮しておいた方が良いかもしれない。
ちなみにこのコンボラックは販売開始後一瞬で売り切れになったので、欲しい人はホームページで予約をおすすめする。
ホームジム用パワーラックの選び方まとめ
パワーラックの選び方は…
- 商品が多くて迷うがポイントを抑えればかなり絞られる
- ポイントはサイズ、耐荷重量、ラックやセーフティーの調節間隔、安定性、価格
コメント
コメント一覧 (4件)
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます。
私は現在、身長183センチ、体重85キロ、体脂肪13%です。
リフターとしては初心者ですが、約2年ほど大学の施設でトレーニング及びビッグ3を研鑽してまいりました。
高さが240cm以上、10畳、床がコンクリートのスペースにて、ホームジムを0から作ろうと思っています。
目的はフリーウェイトに絞った安全かつ最高の環境でのビッグ3、チンニング、ディップス等のホームトレーニングです。
そこで貴殿に二つ質問があります。
①私なりに調べに調べた所、パワーラックにタフスタッフCPR265 を検討しています。タフスタッフの評価は貴殿ではどのようにしていますか。
②フリーウェイトを扱う最高の環境を0の状態から作るのに、お金は常識の範囲で60万円程度までとしたらどのような構築が最も良いでしょうか。
(ボックスタイプのラック、ディップスバーアタッチメント付き、チンニングの手元が安全かつ十分にワイドで可能なタイプのもの、バーベル、シャフト、カラー、ベンチ、マット、その他の器具全てなど込みで考えて)
答えのない浅はかな質問かと思いますが、貴殿の意見を拝聴したく、書かせていただきました。
お時間がございましたらご返答のほど宜しくお願いします。
長文失礼しました。
ご質問ありがとうございます。
①タフスタッフのパワーラックは良いと思いますが、若干強度が低いかなと思います(確か耐荷重量272kg)。
体格から考えて今後パワーリフティングを続ければ、200kg台後半~とかを扱うこともあるかもしれません。
耐荷重以上の重量を扱うことがなくても、潰れたりバランスを崩してバーベルを落としたりすると、かなりの衝撃になる可能性もあるので個人的に不安です。
ほとんどの人には十分過ぎるほどの耐荷重量かもしれませんし、杞憂かもしれませんが、ホームジムで一人でトレーニングしているときに事故があったら怖いです。
②あくまでも個人的な意見で、全ての器具を使用したことがあるわけではないのでご了承ください。
パワーラック:パワーテック「パワーラックWB-PR18」(約140,000円)※ディッピングバー付き
バーベル:ROGUE「ステンレスオハイオパワーバー」(約84,000円)
プレート:GYMWAY「薄型トレーニングバンパープレート(ブラック)」(約100,000~150,000程度)※必要な重量による
ベンチ:ROGUE「モンスターユーティリティベンチ2.0スタンダードパッド」(約55,000円)
カラー:何でも可(2,000円~10,000円程度)
マット:残った資金で SLDSやKaRaDaStyleなどのマット1層構造
合計:439,000円+マット代
※パワーラックについて
パワーテックのパワーラックをおすすめする理由は、耐荷重量が高く、拡張性が高いからです。現在すぐに手に入るかは分かりませんが…
あとパワーラックについては、MBCPOWERさんやBukiya.netさん(ONI)が開発中のようなので、そちらを待てばもっと良いものが手に入るかもしれません。
※バーベルについて
ROGUEステンレスオハイオパワーバーは私も使用しておりおすすめです。耐腐食性が高く長く使えますし、滑りにくいし、硬く撓りにくいのでパワーリフティングのバーとしては最適です。
バーは身体に接するので1番妥協したくない器具です。
※プレートについて
パワーリフティング用としてはこちらが比較的高精度かつリーズナブルでおすすめです。音も静かですし他のプレートと違い薄型なので高重量になってもバーベルに装着できます。
また、プレートについてはレベルアップに応じて少しずつ増やしていけばいいと思います。
※ベンチについて
パワーリフティング公式規格のサイズで、足元の形状も邪魔にならずベストなベンチです。意外とこういうベンチが他にないので貴重な存在です。
いずれの商品も人気があり今すぐに手に入れられるかは分かりませんが参考にしていただければと思います。
返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
私の場合、パワーラックよりもオールインワンラックに興味がありまして
S122というオールインワンラックに目星をつけているのですが、こちらはどうでしょうか。
少し横幅がせまい(内側106cm)ためトレーニングしにくいでしょうか。
横幅についてはワイドグリップのベンチプレスをやらないというのであれば気にしなくても良いと思います。
オールインワンラックの問題点は、
①重量がかなり重く、土間コンクリートの部屋じゃないと心配
②大きくてかなりのスペースを取る
③色々な機能がてんこ盛りだが、それぞれのクオリティがどうか分からない
④価格が高い
あたりが挙げられます。
私はS122を実際に触ったことがないので品質は全く分かりませんが強度とかは問題なさそうですね。
ただ個人的には、オールインワンラックではなく、ラック、プーリー、スミスなどそれぞれ別々のものを購入してみても良いのかな?と思います。
そうすれば使わなかったものや、気に入らなかったものは売って処分したり買い替えたりできます。
※別々のものを購入するとしてもそれなりのスペースが必要になるのは問題ですが…
実際に大手ジムでも同じタイプのマシンでも様々なメーカーのものを用意しており、トレーニーによって好みも様々なので難しいところです。
あとは沢山機能が付いていても使わなかったら邪魔になるだけなので、ご自身のトレーニング内容とよく相談した方が良いと思います。
もちろんS122を実際に触る機会があって気に入れば購入しても良いと思います。